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鍼灸院にも様々な症状を持った方が来院されます。東洋医学は万能ではありません。病院での検査、治療が必要な方もご来院されることがあります。その為には患者様の状態をしっかり把握し判断できる知識が必要となります。
西洋医学(先進医療)は日々進化しております。患者様の為適切な対応ができる日々の研究も鍼灸師には必要となります。
当院では近隣の病院と提携しており、検査など必要とされる場合は紹介させていただくシステムにしております。
仕事、家事、育児など過度のストレスが持続すると自律神経が乱れ寝付きが悪い、夜中に目が覚め覚める、早朝に起きてしまうなど睡眠の質が悪くなり疲れがとれずそれがまたストレスになり睡眠の質が悪くなるという悪循環になってしまいます。
イライラ、頭痛、肩凝り、手足の冷えなどの症状も出やすくなり日常の生活がつらくなりしいては自律神経失調症、うつなどになってしまう方が多く見られます。
東洋医学(漢方)では陰陽のバランスが乱れ気逆の状態と捉えます。
正しく陰陽のバランスを整え経絡の流れをよくするツボに経絡指圧、鍼施術を行うことによりつらい症状の改善に対し効果が期待されます。
冬は陰を消耗しやすく特に女性で長時間のデスクワークで運動不足の方は陰(血水)が下がってしまい陽気が上がり足の冷え、むくみ、首肩凝り、頭痛、目の疲れ、肌の乾燥、イライラ、不眠などの症状が出やすくなります。
陰陽のバランスを整え気血水の流れを整えるツボに経絡指圧、鍼施術を行うことによって症状の改善に効果があります。
冬は陰が不足しやすくなる季節です。体を温めようと陽気が盛んになり、また陰が消耗され陽気が上がると言う悪循環に陥りやすく、のぼせ、手足の冷え、頭痛、首肩腰痛、イライラなどの症状が出やすくなります。東洋医学で言う気逆の状態です。
陰をおぎない、陽気を瀉すツボに鍼をすることにより陰陽のバランスが整い症状の改善の為しっかりと心身の状態を把握し正しいツボに鍼施術をすることで体質改善が期待されます。
「やる気が出ない」「不安感」など薬を飲んで憂鬱な気持ちを抑えても一時的で治ってきたと思ったらまた再発などの繰り返し。
最近「オキシトシン」と言う脳内ホルモン「幸せホルモン」の殆どが腸内で作られている事が注目されています。
東洋医学では昔から臍下丹田
の重要さを謳っており現代医学が伝統東洋医学の重要さを認めてきた一例でもあります。画像診断や血液検査の結果をなど見るだけで異常ありませんと言われて来院される方も多いのですが伝統東洋医学では人の心身を一つの生命体として経絡指圧などで全身の経絡の状態を把握し気血の流れを改善させるツボに鍼施術を行い自然治癒力をひきだす「手当て」の施術とも言えます。