首(頚部)は体幹→脳への血流そして脳→体幹への神経が通り非常に大切でデリケートな部位です。
頚部の重さは約5kgありますが通常の姿勢でも頚部はそれを支えており、デスクワークなどで姿勢が悪い時には約27㎏もの負荷がかかります。
頭部を支える事を強いられる事で頚部周辺の筋肉・靭帯などの持続的な緊張により、血流や神経の流れが悪くなると頚椎ヘルニア・心身症、また脳梗塞の原因になる事もあります。
頚部痛・肩こりはそう言った重篤な症状にならない為の警告灯のようなものです。
個人の判断で市販薬などにより症状を抑え込むことは警告灯のスイッチを切ってしまうような事で、更に重篤な症状になる危険性も考えられます。
えびえ鍼灸整骨院では根本原因を特定し痛みの改善の施術を致します。
〔主な中医弁証法(疎通経絡、肩井)〕
腰痛の原因はさまざまです。
いつか良くなるだろうと放置しておくと、腰椎から出る脚への神経を圧迫し、下肢の痺れや痛みそして運動神経麻痺、更には膀胱・直腸障害等の重篤な症状になる事もあります。
その場しのぎのマッサージ等でごまかし続けると更に症状が悪化してしまうこともあります。
えびえ鍼灸整骨院では根本改善を目指した施術を行っております。
〔主な中医弁証法(瘀血活絡、腰関)〕
膝は関節の中でも最も複雑で不安定な構造を持っています。
スポーツ等による過度の負荷や年齢による関節の変形など原因もさまざまです。
膝の痛みは体のバランスを崩し、腰痛をはじめ全身の痛みへと繋がって行く恐れもあり、またその逆に体のバランスの乱れにより膝痛が出てくる場合もあります。
えびえ鍼灸整骨院では痛みの原因をしっかり特定し、体全体のバランスを取り戻し根本治癒を目指す施術を行います。
〔主な中医弁証法(舒筋治絡、膝眼)〕
肩関節は球関節であり、人体の中で一番可動域の大きい関節です。その為加齢・スポーツ等による過度の負荷により、周囲軟部組織を損傷し痛みが発生します。肩関節そのものだけの問題ではなく、首や肩甲骨との不調和から痛みが出る場合もあります。
えびえ鍼灸整骨院では痛みの原因を特定し、根本改善の為の施術を致します。
〔主な中医弁証法(疎調氣血、肩髎)〕
現代のストレス社会では自律神経のバランスを崩し、めまい・頭痛・首痛・肩こり・耳鳴り・不眠等の多岐にわたる症状が出現し、整形外科、耳鼻科、頭痛外来等を受診しても「異常はありません。ストレスが原因でしょう」と言われ、不調の原因が分からない不透明さへの苦しみを持たれている方が多くおられます。
えびえ鍼灸整骨院では東洋医学的アプローチにより氣血の流れを整え、心身共に改善される施術を行います。
〔主な中医弁証法(陰虚陽亢、神門)〕
疲れがとれない・元気が出ない等、病院で検査して異常が見つからない「医療難民」の方も多々おられます。
東洋医学的アプローチにより原因を特定し、症状改善の為のツボに経絡指圧・鍼等の手技を行い氣血の流れを整え、その方の本来持っている自然癒力を最大限に発揮させ、絶不調をスッキリさせる施術を致します。
〔主な中医弁証法(寧心安神、百会)〕
体調を崩したりケガをして「放っておいたら自然に治った」という経験はどなたもお持ちでしょう。
人間が機械と違い自然に良くなるのは「自然治癒力」と言う素晴らしい力のおかげなのです。
しかしいつまでたっても治らない、どんどん症状が悪くなると言う時は、経絡(氣血と言うエネルギーの通り道)の流れが悪くなったり乱れたりする事によっての「自然治癒力」の低下が原因です。
経絡の乱れは不調和な生活習慣また心身への過度の負担(ストレスなど)によって引き起こされます。
経穴(ツボ)は経絡の流れを正常に戻すスイッチのようなものです。
人体の経絡は12の正経があり経穴は360以上存在します。
体調の崩れを整える為の経絡を探し当て適切なツボを選び氣血の流れを整えることにより、自然治癒力は最大限に発揮されます。
しかし鍼灸師の国家資格を取得しただけでは、正確な経絡・経穴を探し当てる事はまず不可能です。
熱心な研究、豊富な経験などを積み上げ、少しずつ感覚的につかんでいく事が出来るようになる熟練の技です。
当院の院長も若き頃恩師に「手に目をつけなさい」と徹底的に叩き込まれ、必死の思いで指頭感覚を磨き上げました。
東洋医学は手当により手技を用いる施術法であり、治療家という人間と、患者様という人間とのエネルギーの交流でもあります。人の体は正直なもので、鋭敏になった指頭感覚によって、患者様が訴えられていたこと以外の様々な情報をつかむこともできます。
えびえ鍼灸整骨院独自の「高橋式氣鍼整体術」は、30年以上の経験と豊富な臨床経験により生み出されたもので、様々な疾患へのアプローチが可能となりました。一人一人の患者様に最適な施術を提供させていただきます。
また院長は最新の西洋医学も研究しておりますので、必要と思われる場合は近隣の病院と連携し、最も有益と思われる治療を供与致します。
若き頃私は大学でバイオテクノロジーの研究をしておりましたが、広い世界を見たくなりオーストラリアに留学致しました。
その留学中にバイクで不慮の事故を起こした事が私の人生の転機になりました。
命に別条はなかったのですが頭を強く打ち様々な検査を受けましたが「特に異常はありません」とのことでした。しかし首の痛み・手のシビレ・頭痛・めまい・不眠・吐き気等の後遺症が残り、日本に帰国して再度とある大病院で検査を受けましたが、やはり異常なしとの事で、消炎鎮痛剤・向精神薬などによる薬物治療を受け、薬により症状は一時的に緩解されるものの、薬をやめると症状がまた強くなる「所謂ムチウチによる自律神経失調症」で薬漬けの日が続きました。
このまま先の人生がどうなるかと不安でノイローゼの様な状態になり、知人の勧めで、当時東洋医学の第一人者と言われていた故前田昌司先生の元へ藁にも縋る思いで駆け込みました。
するとあれだけ苦しかった症状が鍼灸治療により完治し、薬漬けの毎日から脱却する事が出来ました。
その時東洋医学の素晴らしさを実感し、私も前田先生のように「医療難民」を救える人になりたいと強く思い、大学卒業後に鍼灸学校と柔整師学校に入り前田先生に私の熱い気持ちを伝え、何とか弟子入りさせていただくことになりました。
修行中は前田先生の手技で患者様が治っていく姿を眺めつつ、私も少しでもその技術に近づこうと昼夜問わず勉強と修練の毎日でありました。
当時は今と違い厳しい徒弟制度があり、先生や兄弟子たちに患者様のいる前で怒鳴られながらも一生懸命頑張り、そのうち前田先生にも認められるようになり副院長も任され、また中国にも留学させていただき、中医学また太極拳等の大家に師事し必死で学び、正当な東洋医学の技術・知識を授けてもらいました。
日本に帰国し中国で得た技術・知識の上に整体法・カイロプラクティック・気功法等の研究と修練を続け、自分独自の「高橋式氣鍼整体術」を確立させ、平成9年に大阪市福島区に晴れて独立開院致しました。
それ以来20年余りにわたりこの地で地域の方や遠方からの患者様の施術をさせていただいております。
私自身がそうであったように苦痛で来られる患者様はそれぞれの家庭や社会に繋がっております。その患者様が元気と笑顔を取り戻せば、その明るさのエネルギーがそれぞれの家庭や社会に広がって行きます。
私は治療家としてしか貢献できませんが、世の中で一人でも多くの人々に笑顔になっていただけるよう願っております。
その為にはまず目の前の患者様が元気で明るくなっていただけますよう私の持っている全てを使い尽力させていただく所存であります。
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