- Blog記事一覧 -1月, 2022 | 大阪(福島区) えびえ鍼灸整骨院の記事一覧
1月, 2022 | 大阪(福島区) えびえ鍼灸整骨院の記事一覧
東洋医学の鍼灸を受けてみたいけど保険も効かないし「鍼って怖くないのかな?」などどこの鍼灸院に行ったらいいのか迷っておられる方も多いと思います。
鍼灸師の国家資格を持っていても技術、知識などのレベルは雲泥の差があると言っても過言ではありません。
統計では鍼灸院を開業しても一年後には半数以上が閉院、5年以上続けている鍼灸院は2-3%と言われています。できる鍼灸院(鍼灸師)だけが生き残る厳しいものです。
その鍼灸院が長期間続けているのかを一つの判断基準にすることを調べてみるのは大切です。
極めるという事は無駄がない事、一流の武道家やアスリート、芸術家などを見ていると無駄な動きがなく、とても動作や所作が流れるように綺麗です。施術家もそうです。
私が師事していた東洋医学の大家の老師も惚れ惚れするような動きをされておられました。私も後進の鍼灸師に指導をする事も多いですが未熟な鍼灸師は施術の動きを見ればすぐわかります。
今、どこかで施術を受けられている方はぜひ施術者の動きが見れるようならチェックしてみるのもお勧め致します。
針といえば注射針などを想像しておられる方も多いのですが一般的に使われる注射針の太さは約0.7-0.9ミリ、当院で主に使用する鍼は主に0.17-0.2ミリ前後です。注射針の約1/4-1/3程度の太さです。また注射針は皮膚を突き破る為、先端が鋭利になっていますが、当院で使用する鍼は皮膚や筋繊維の間をかき分け、神経を傷つけないよう先端が丸くなっております。鍼の刺入時の痛みはほぼありません(刺入時の技術や施術者の指頭感覚がとても重要になりますがこれに関してはかなりのスキルが必要となりますのでまた後述致します)
鍼施術は衛生上問題がないかと気にされておられる方もおられると思います。当院では全ての患者様にディスポ(使い捨て)の鍼を使用致します。また私自身の手指の消毒も指先迄しっかりと行い、患者様の施術部位もしっかりと消毒致しますので鍼施術による感染などの心配は全くありません。
また患者様ごとにタオル、シーツなどを交換し、患者様のお顔のあたる場所にはディスポフェイスペーパーを使用致しております。
院内の消毒や換気もしっかりと行っております。また患者様同士の密を避ける為、予約制にさせていただいております。
伝統東洋医学の継承者として35年以上鍼灸施術に携わる者として「鍼施術は受けてみたいけどどこに行ったらいいのか?」と悩んでおられる方もおられると思いますので幾度かにわけて検証、考察をしていきたいと思います。