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40代女性、起床時に腰痛発生し当院に来院される。前屈、後屈時の右腰部の疼痛あり。
腰痛の特効穴に鍼施術を行い動作の確認をしたところ「痛くありません、前にも後ろにも動きます、先生、何をされたのですか?」と驚いておられ「鍼をしたんですよ、笑」
腰痛の原因、程度にもよりますがこのように一回の鍼施術(特効穴施術)によって腰痛が改善することは割とよくある事です。
30代女性、長時間のデスクワークのストレスがあり、強い首肩の凝り、背中の痛み、頭痛、などで
検査にて異常なし「ストレスによる自律神経失調症」と言われ当院に来院される。
経絡指圧にて、頭部、首肩の強い緊張、足の冷えむくみを確認し、硬結に強い反応が観られる。目の疲れもあり腎気(先天の気)が弱り、肝気のバランスが崩れておられ気逆の状態になっておられる。
陰陽のバランスと整え、経絡の鬱滞を改善するツボに鍼施術を行うことにより症状改善され「体もこころも軽くなり、元気に仕事に行けるようになりました」と喜んでおられました。
50代前半女性、頭痛、首肩こり、気分の落ち込みなどでホルモン経皮剤を処方されておられる。漢方による舌、脈の状態、経絡指圧により、陰の気が低下し「気逆」の状態になっておられるのを確認。
陰陽のバランスを整え、経絡の鬱滞を改善するツボに鍼施術を丁寧に行うことにより「頭痛もほとんど良くなり、首肩も気持ちも軽くなりました」と喜んでおられました。
私が入門したばかりの時、師匠に「鍼施術は自分の命を切り売りする様なものだ」と言われました。実際臨床において真剣に集中力を高めれば高める程、施術者の気は消耗し、患者さんの邪気をもらってしまいます。患者さんにとっては邪気を抜かれるのは良いことですが術者が弱ってしまいます。術者の心技体が整ってなければ鍼施術の効果も落ちてしまいます、自分自身の心技体を整える修行、鍛錬を欠かさず続けております。
40代前半女性、幼稚園児の子育て中、習い事の送迎、家事などのストレスにより緊張状態にあり不眠、頭痛、首肩の強いこり、疲れが取れないなどの自律神経失調状態の為来院される。経絡指圧にて頭部、首肩背部の強い緊張、足の冷えむくみを確認ストレスによる「気逆」の状態になっておられる。心身の緊張を緩めるツボに鍼施術を行うことにより改善され「よく眠れるようになり、首や肩、背中のこりが楽になり気持ちやからだも軽くなりました」と喜んでおられました。