- Blog記事一覧 -カテゴリ01 | 大阪(福島区) えびえ鍼灸整骨院 - Part 34の記事一覧
カテゴリ01 | 大阪(福島区) えびえ鍼灸整骨院 - Part 34の記事一覧
私の個人的な意見としては発展途上国の人口の急激な増加、戦中、戦後の食糧難の時代など出産数は今の日本と比べられないほど多く「貧乏人の子だくさん」と言ういう言葉もありますように妊活の為の栄養学には疑問を感じております。今の日本は世界的にも飽食の国であり、きっちりしてることは良いのですすが「過ぎたるは及ばざるに難し」のように過度のストレス社会になってしまってます。自然の摂理に外れてしまうと心身共にエネルギー(東洋医学で言うところの気血、経絡)か低下してしまいます。やはり心身ともに健全ある事が妊活や免疫力に重要です。
東洋医学では人間を健全な生命体に導いて行くとても有効で安全な手段であります。
昨今、色々な健康法など流行れば消えの繰り返しです。効果がないもの体に良くない事は淘汰されます。
東洋医学、漢方、鍼灸は約3千年も続いております。これこそが鍼灸の生命体に対する有効性の証明です。
しっかり本物の東洋医学、漢方、鍼灸ができる施術家を見つけてください、辛い症状を持つあなたを助けてくれるでしょう(^^)
私が若くまだ未熟な頃、尊敬できる先輩から「鍼治療は自分の命の切り売りをしてるようなもんだ」と言われました。確かに本気の鍼治療は病との真剣勝負です。施術者の気血のエネルギーを与えまた邪気を受けてしまいます、毎日の瞑想と気功法によって自分自信の気血の流れを整えておりプライベートな時間には出来るだけ都会から離れ自然の中に身を置くようにしております。施術者が元気でなければ本当の良い鍼治療はできません。その秘伝やコツについても色々あるのですがまたの機会に説明できればと思っております。
まずは患者様の四診をし状態をある程度把握し滞っていると思われる経絡上のツボを指頭によって探ります。指頭感覚やまたは見るだけで治療点であるツボを見つけます。物理的な強い力を入れてはいけません、触れるくらいか少し押すくらいで患者様は反応します。
(ツボでは無いところを押してこれくらいの力ですよというとすごく強く押されていると思いましたとビックリされます)また鍼の太さは0.2ミリ程なので刺入する時は殆ど痛みは感じません、そこから正確な方向と深さに鍼を入れるとピクっとしたような反応があります。これを突気(ツボに当たった感覚)といいます。
正確な突気をとれるがどうかが鍼灸師としての腕の見せどころなのです。
私も若かりし未熟な頃は恩師に「手に目をつけなさい」と言われ長年の研鑽、研究によって手にいれた感覚です。頼まれて後進の指導もしますが机上の理論だけでは適切なツボをとり患者様の苦痛を改善させる事はできません。「施術の時は集中して患者様にも尋ねながら頑張ってください」としか言いようがありません。施術者の気(エネルギー)も保つ努力も必要となります。これをおこたわる怠ると黙って鍼をうってパルスを流すだけの言葉は悪いですが「なんちゃって鍼しかできません
経絡理論について患者様に説明するとき私は川の流れに例えます。
どんな清流でも滞ってしまうと澱み、濁り、あげくの果てには腐ってしまいます。この状態が心身の不調でありその滞りをもとの流れに戻してあげるスィッチがツボと呼ばれるものです。このスィッチを正確に把握し正しい刺激、方向に鍼治療をすることで流れは戻り心身の不調も改善されます。
日も少しずつ長くなり季節は春へと向かっていますが暖かい日があると思えばまた突然寒くなり心身共に変化についていけず首、肩の凝り、痛み、腰痛また頭痛、めまいなどの自律神経の乱れを訴えて来院られる方が多くおられます。丁寧に経絡指圧をさせていただき硬結を見つけ正しい鍼施術により気血の流れを正常な状態にすることで症状は改善されます。驚蟄の頃の体調を崩しやすい時期を経絡指圧、漢方鍼によって乗り越えてましょう