40代後半女性、顔がほてり、汗をかきやすい、イライラ、頭痛、めまい、疲れやすい、動悸、息切れなどの症状で検査にて異常なし、更年期障害と言われ漢方薬を服用していたが改善されず当院に来院される。経絡指圧にて首肩の強い緊張、腹部の硬結、下肢（足）のむくみを確認し陰虚、瘀血による「気逆」の状態になっておられる。陰陽のバランスを整え（腎気を補い、肝気をおさえる）とともに経絡の流れを改善する（硬結により溜まり込んだ瘀血を瀉する）ツボに鍼施術を行う。施術後「とてもよく効いた感じで体も気持ちも軽くなり手足がポカポカしてます」とおっしゃられ、2、3回の鍼施術によりかなり改善され「先生のとこに来る前はとてもつらくどうなる事かと不安でしたが元気が出てきました」と喜んでおられました。
現在はストレスがたまったり、気候の変動があったりするとまた体調がすぐれなくなる事があるとの事で「先生の鍼を受けると疲れも取れ元気になります」との事で月に1 -2回程度来院されておられます。

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