- 施術コラム一覧 - 自律神経失調症を改善するツボに対する経絡指圧、鍼施術の反応
過度の持続的なストレスなどによる自律神経失調症の方に対する改善の為には経絡指圧にて慎重にツボを見極め丁寧に鍼施術を行わなくてはなりません。その為には研ぎすさまれた指頭感覚と鍼先感覚が必要となります。特に交感神経が過緊張になっておられる方への特効穴への経絡指圧はそっと触れるくらいでもとびあがるほどの感覚を訴えられます。なので丁寧に慎重に指頭感覚にてツボを探ります。「先生、そこすごくこたえます」とおっしゃられツボではない部分に「これくらいの押さえ方ですよ」と言うと「え〜かなりの力で押さえられてると思いました」とおっしゃられ「ツボを正確に取るというのはこういう事ですよ」というと「今まで受けてきた整体や鍼とは全く違います」と驚かれます。
私は細い鍼を使いますが、正確なツボに当たれば
1ミリも施入しなくても得気が得られます。ツボではない場所に鍼施術を行なっても殆ど何も感じません。
このように正確にツボを取る事ができれば物理的な刺激は殆ど必要なく筋肉、神経、血管などに負担をかけることはありません。
正確にツボをとり、体に負担をかけない経絡指圧、鍼施術を行なうためには長年の指頭感覚の修練、集中力が必要となります。