- 施術コラム一覧 - 自律神経失調症、産後鬱、不安神経症に対する鍼施術の効果(漢方鍼)
35歳、女性。
一年程前に出産されてから、やる気が出ない、不安感、不眠、疲れやすいなどの症状が発症し、総合病院にて様々な検査を受けたが異常なしとの事で精神神経科にて、産後鬱状態、不安神経症、自律神経失調症と診断され投薬、カウンセリングを受けていたがおもわしくなく知人の紹介にて当院に来院される。
経絡指圧にて下腹部の硬結、下肢のむくみ、冷え、首、肩の過緊張がみられ「気逆」の状態になっておられる。
特に腎気「東洋医学でいう心身のエネルギー」を補い、首、肩、頭の緊張を緩め、陰陽のバランスを整える鍼施術を行なう。
2回目の来院時に「前回の鍼施術の後、スッキリ眠れ、心身ともに軽くなりました。希望が見えてきた感じです」と喜んでおられました。
その後も来られる度に「どんどん元気なっていくので通院するのが楽しみです。4月からの職場復帰に向けて頑張ります」とおっしゃっておられ初見時はやる気が出なかった趣味や運動も初めておられます