- 施術コラム一覧 - 眠れない(不眠症)方への鍼施術
最近、眠れない、夜中に目が覚める(中途覚醒)朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)などの症状で来院される方が多くなっております。
舌診、腹診、経絡診などで診させていただくと首肩の緊張、こめかみ、頭、腹部下部の緊張、臀部、手足の冷え、むくみなどが確認されツボに弱い力で経絡指圧を行うと「痛いです」と言われ「そっと触ってるくらいですよ」と答えると「強く押されてると思いました、ズンと体の中迄こたえます」と自分ではわからなかったとビックリされます。正しいツボを取れるとこういう会話になります。
そして反応を聞きながら柔らかく鍼施術を行いながら得気(鍼の奥で感じる響き)を丁寧に行います。
しっかりと正しくツボをとり
経絡の流れと陰陽のバランスを整えることにより症状は改善され鍼の後のウォーターベットの10分間でも「とてもいい気持ちで寝てました、こんな感覚久しぶりです」と言われ、次回に来院された時にはその後良く眠れましたと喜んでいただき先生の鍼は以前にやってもらったのと全然違いますと言っていただけること、伝統東洋医学の本流を継ぐ鍼灸師としてとても嬉しい事であります。